Day 3 · ソース + オフィスライブラリ + メモリ
2026年5月27日(水) · 東京 · エンジニア、対面
Day 3は受け渡しの日。基盤はオープンでソース公開されています。午前にエンジンとライブラリを歩き、午後は「自分で作る」時間 — Day 2で生成したフックをSDKに戻して接続・テストする選択肢も含めて。
午前 · 約3時間ブロック · ソース、ライブラリ、メモリ
ソースを開く。エンジンを歩く。そしてメモリを深掘り — エージェントがどのように作業を整理し、企業データに手を伸ばすか。
- オーケストレーション・ランタイムのウォークスルー — エンジンファイル、起動判断ツリー、アダプタ・エンジン
- オフィスライブラリのウォークスルー — 付箋型の知識システム、ファイルごとに5つの視点、ライブな来歴(プロブナンス)トレイル
- メモリ — 2つの種類:
- エージェントが自身の作業について構築するメモリ — 何をやったか、どうやったか、何を学んだか。エージェントは動く前に、自身の過去の作業履歴と過去のチャットを読み返す。
- エージェントが扱う企業データのメモリ — エージェントが配置されるユースケースごとに整理される。
- コンテキストウィンドウ戦略 — メモリとは別物。LLMのプロンプトごとのトークン予算。履歴の圧縮、親コンテキストを綺麗に保つためにサブエージェントへ委任するタイミング、Claudeサブエージェントごとの約20Kトークンの「税」、作業ディレクトリの衛生管理。
- 各エンジニアがリポジトリをクローンし、ブランチを切る
→ アーキテクチャ & コード · オフィスライブラリ · メモリ
午後 · 約2〜3時間ハンズオン
3つのトラック。各ペアが1つを選択。
- トラックA — 生成されたフックを接続してテスト。 昨日エージェント7(Claude Hook)が生成した
hooks/*.tsファイルを、Day 1で構築したSDKランナーに動的にインポートし、options.hooksを通じて登録、テストシナリオを実行。Workshop 3を参照。 - トラックB — 10番目のエージェントをコードで構築。 社内ユースケース向けの新規エージェントを、既存の9エージェント・パイプラインに接続。
- トラックC — カスタムフロントエンドを構築。 最小限のHTML + fetchによる、オーケストレーションAPIへのアクセス。同じエージェント群への別ビュー。
→ Workshop 3 — 生成されたフックをテストする · セットアップ · GitHubアクセス
なぜソース公開が重要か
フロントエンドはあくまで一つのフロントエンドに過ぎません。チームは自社のもの — チャット表層、モバイルアプリ、社内専用インターフェース — を構築でき、同じオーケストレーションに接続できます。業務アプリケーションはフロントエンドに置き、基盤は変えない。
本日が金曜のMVPにどう繋がるか
午後のトラックは、具体的なMVPの形そのものです。本日の終わりまでに:
- トラックAのエンジニア:動作するフック・テストランナー — ガードレール型MVP
- トラックBのエンジニア:ローカルで動作する新規エージェント — 専門エージェント型MVP
- トラックCのエンジニア:基盤と対話するカスタムUI — フロントエンド型MVP
多くのエンジニアは、Day 4午前の自由なプロトタイピング時間まで同じ流れを磨き続けます。
資料
- Workshop 3 — 生成されたフックをテストする — トラックA向けのフック・テストランナーの構築手順。
- アーキテクチャ & コード — ランタイム、フロントエンド、データベース — ソース構成。
- オフィスライブラリ — 本日午前に歩むライブラリとメモリのアーキテクチャ。
- メモリ — エージェントが作業を整理し、企業データに手を伸ばす方法。
- セットアップ · GitHubアクセス — 午前セッション前に必要な準備。
次へ: Day 4 →