LLMプロバイダ選択の自由
LIFEOSAIは、ハーネスが到達できる任意のLLMプロバイダで動作します。オーケストレーション基盤はプロバイダ非依存 — 各エージェントは自身のadapter_configでモデルを選択します。
対応プロバイダ
| プロバイダ | モデル | 最適な用途 |
|---|---|---|
| Anthropic via GCP Vertex AI | Claude Opus 4.6、Sonnet 4.6、Haiku 4.5 | NBSワークショップのデフォルト。最高の推論品質。 |
| Anthropic 直接 | 同上 | わずかに低いレイテンシ。直接API |
| OpenAI | GPT-4、GPT-5シリーズ | OpenAI固有のツールや強みが重要な場合 |
| サーバホスト型 OSS-80B | Llama-3.3-70B、Qwen-2.5-72B、等 | フロンティア品質を必要としないコスト重視ワークロード |
エージェント単位のモデル選択
エージェントによって必要なモデルが異なります。実運用設定からの例:
- Incident Collector — Sonnet(検索 + 正規化。Opusの深さは不要)
- Root Cause analysis — Opus(高リスクの因果推論)
- Threat Modeling — Opus または Sonnet(インシデントの複雑さに応じて)
- Critic — Opus(判断負荷の高い役割)
- Document converter(ライブラリのStage 2) — Haiku(安価 + 高速)
この役割別の組み合わせにより、重要な場面では品質を高く、そうでない場面ではコストを低く保てます。
GCP Vertex AIがワークショップのデフォルト
NBSの場合、経路はClaude → GCP Vertex AI → お客様のNBS GCPプロジェクトとなります。Setupでの設定:
CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1ANTHROPIC_VERTEX_PROJECT_ID=<your-NBS-project>CLOUD_ML_REGION=asia-northeast1(東京)またはお好みのリージョンANTHROPIC_MODEL=claude-opus-4-6@...等
同じ環境変数が、Claude Code(ハーネス)とLIFEOSAI(内部でClaude Codeを呼び出す)の両方で機能します。
コストのポジショニング
コスト意識は、エンタープライズの一般的な要件です。LIFEOSAIのプロバイダ非依存設計はこれを直接サポートします。
- エージェントの役割ごとに高コスト(Opus)と低コスト(Sonnet、Haiku)を混在
- 大容量ワークロードにはOSS-80Bを差し込み
- オーケストレーションコードを変更せず —
adapter_configの変更だけで
次に読む
- Day 3 — アダプタエンジン差し替えデモ — モデル切替をライブで
- LIFEOSAI基盤 — オーケストレーションがどうアダプタを呼ぶか
- セットアップチェックリスト — ワークショップ用GCP Vertex設定